HPの内容を画像つきで更新するための下書きです。加筆の可能性があります。
■遠心注型 キャストの漏れの原因を探る Q1.キャストを注いだ後、キャストが漏れます。対処法は?
A.キャストが漏れる原因として
1.型がずれている 型を作る際にアンダーカットにならないような大きめの筆の柄などを使って適量のズレ防止イボイボをつけてください。
2.型締めがしっかり行われていない ネジでクランプの際にクランプする位置をしっかり計測しないと回転にムラが出来ます。キツすぎずゆるくなく。これは経験が物を言います。また、硬質スポンジをシリコン型と天板の間にはさむことにより効果がでます。
硬質スポンジはDIYショップで300×300mmぐらいのものは見かけますが、大きなものは値段もぐっと高くなります。30センチ以上の型を作ろうと思う方は要注意です。
3.回転が早すぎる 研磨機のスピード100%では早過ぎます。回転が早いと両端で引っ張られ型の中心部ほど薄く変形し全体も遠心力で薄く引き伸ばされます。
対応策として回転数を遅くするためスライダックコンデンサーの導入をお勧めします。30%ぐらいの出力での運用がよいようです。

また型の伸び防止のためにシリコンを流す際ガーゼを忘れずに仕込んでください。HPの型取りの章を参照のこと。
4.注ぎ口に必要以上にキャストを入れている。 いっぺんにキャストを流しすぎると上の注ぎ口からから漏れ出します。頃合いをみて適量流しましょう。
5.上蓋が平坦ではない、もれたキャストが蓋に付着している 注入口から漏れたキャストが板に付着すると板が反ってしまい、正しくクランプが出来ません。シリコンと天板との間にPPP製の0.2ミリくらいの円盤(注ぎ口の穴がある奴)を入れて逆流防止する事で解決できます。ppp(ポリプロピレン)はキャストとの相性が悪く、キャストがくっ付きませんのでもれても綺麗にはがれます。
また木製なので天板は夏場など水分をすって、あらぬ方向に反ります。よって反ってしまった場合は乾燥させるか、硬質スポンジを円形にくりぬいてシリコンとの間に挟みます。
6.中心がずれている。回転の中心とセンターコアの中心がずれていてはなんにもなりません。しっかり合わせてください。回転ムラが一番の原因です。
7.型取りの際に型が歪んでしまった 型取りの際に型枠の高さまでシリコンを流さずに硬化させた後、裏返してしまうと型の自重で型がたわんだまま型取りをしてしまいかねません。
型より一回り小さな台座を用意して空間を作らないようにします。
うまく流れればこんなモールドにも気泡は残りません